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「低身長症」/「小人症」知っていますか?-ユニバーサルイベント協会 理事 河元 希(のん)

2022年12月13日 コラム

1か月以上過ぎ、2か月過ぎようとしてしまいましたが、10月25日は「世界小人症啓発デー」でした。
さらに10月は「世界小人症啓発月間」(World Dwarfism Awareness Month)です。
是非SNSで #dwarfismawarenessday で調べてみてください。
日本で発信している方は少なく、認知度が低いです。
当事者である私も実は今年知りました。
ちなみにテーマカラーはグリーンらしいので、来年はぜひグリーンを身に着けたいと思います。(持っていない…)

皆さんは「低身長症」/「小人症」の方に会ったことはありますでしょうか。
お会いする方の中で「見たことはあるけど、話したのはのんが初めて」とおっしゃる方が多いです。

一言で低身長症と言っても大人になった時の身長や、合併症、体力、歩行等についてはバラバラです。
更に低身長症は総称であり、その中には「軟骨無形成症」等様々な病気等が存在しています。
「低身長の人へのサポートってどうしたらいいの?」と思われるかもしれません。
私の回答は「その人に聞いてみてください。」これだけです。

これはすべての障害者に対して言えることではないでしょうか。もっと言えばすべての人に言えるのではないでしょうか。
病名や障害種別で分けたとしても症状は人それぞれです。更には何かしらの不便はあるけど診断は受けていないという人もいます。

12月は障害者サポート方法をレクチャーする機会というのは増えていると思いますが、それは一つのきっかけにして、そこから色々な人と会話をし、対話をし、お互いを知っていってほしいとおもいます。
そして是非その中に低身長の人も入れてください。

12月3日から12月9日は「障害者週間」でした。
このコラムで「低身長症」という言葉を知り、様々な症状があり、それは「低身長症」だけでなく、色々な障害者、色々な人がいる、という考えに発展していただけると幸いです。

※使用している言葉について
著しく身長が低い人を「小人」「小人症」とも指しますが、私は「小人」という言葉が見た目を揶揄した言葉として使われ、傷ついている人がいることと、「小人」という言葉が子供を指す言葉としても使われており、「一人の大人」として見てほしいことから、「低身長」「低身長症」という言葉を主に使用しています。

※10月25日は「世界小人症啓発デー」の名称についてご質問をいただきました。
ありがとうございました。
本コラムは様々な当事者の方のコミュニティやウェブサイトを参考にさせていただきながら、執筆したのですが、日本語訳としてはこれだという正式名称は、定められていないようです。
参考までに閲覧したウェブサイトを掲載させていただきます。
https://www.lpaonline.org/international-dwarfism-leadership-summit

過去には都内で以下のようなイベントが行われていたようです。
https://glory-to-achondroplasia.com/?p=2523

 

 

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