肌で感じるノーマライゼーション - ユニバーサルイベント部会・理事 田口渉
2022年04月21日 コラム昨年に開催された東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに「ノーマライゼーション」という言葉は、一気に認知度が上がったと思います。私もこの単語は何となく知っていましたが、当協会と関わるまでは、障がいを持った方と接する機会がないため、実感がありませんでした。
私と同じように感じている人も、いるのではないでしょうか?
そこでユニバーサルイベント部会では、ノーマライゼーション(アクセシビリティ?)を体験できるイベントを企画しています!
現在は、エレベーターやスロープなど、バリアフリーに向けて沢山の設備が設置されるようになりました。しかし、本当にバリアフリーになったのでしょうか?
そこで、数人のグループに分かれて、車いすに乗って(または乗ったつもりで)目的に向かって移動する体験をしてもらいます。車いすに乗っているので、もちろん階段を使用することはできません。階段を使えば2~3分で乗り換えが出来る駅も、果たしでどんなルートで移動する必要があるのでしょうか?!
みなさんが普段から何気なく利用している駅や街が、見る角度が変わると、どう見えてくるのか感じてもらえれば良いと思います。
こんなイベントを、コロナの感染防止対策も考慮しながら企画しています。
実施が決まりましたら、当協会のホームページやSNS等で告知しますので、興味がある方は是非ご参加ください!