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1990年代半ばごろ、ユニバーサルデザインがデザイナーや大手企業に少しずつ浸透し始めました。人材育成を中心に仕事をしている私は、もののデザインだけでなく、生き方や考え方のユニバーサルデザインも重要だと発信し始めました。業務の一環でイベント業界の協会にも属していたので、数年後、「イベントのユニバーサルデザイン化も重要。ユニバーサルイベントを普及したい」と会議や懇親の場で仲間に提案しました。早速その年のフォーラムのテーマに取り上げられました。「いまなぜユニバーサルイベントなのか」と題してパラリンピック水泳の金メダリスト成田真由美さんの基調講演で2000年11月に実施。ユニバーサルイベントの誕生です。それをきっかけに、翌年2001年NPOユニバーサルイベント協会は誕生したのです。　内山