ユニバーサルキャンプの後には何かが起こる!
2020年05月09日 ユニバーサルキャンプ参加者当協会理事のR.Nさん
人生を変えてくれたキャンプも、今年で3度目。回数を重ねるごとにスタッフとしての役割も増え、より充実した時間を過ごしています。
僕の日常はといえば「ヘルパーを利用して1人暮らしをする30歳の独身男性」です。掃除・洗濯・調理といった【家事】も、トイレや入浴といった【介助】も、サポートしてもらいながら生活しています。
正直、障がい者として生きる上で出さなければいけない書類は膨大で、面倒くさいと思うこともありますが、
普段は「やってもらっているからしょうがない」と開き直ることにしています。
しかし、ユニバーサルキャンプでは思う存分「する」「してもらう」というレッテルを剥がすことができるのです。
僕が伝えたいのは、どんな人でも「障がいを忘れられる瞬間」は絶対にあるべきだということ。状態によってその長さに違いはあるにせよ、それぞれの「困難さ」を一瞬でも忘れ、「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな気持ちで満たされる瞬間が毎日必ず、少しでも保証されるべき、との思いで日々活動しています。
ユニバーサルキャンプに参加して、僕の人生は変わりました。「自分の経験をより広く、本当に必要な人に届けたい!」と、人生の目標が明確になったのです。
「キャンプの後には何かが起こる!」というのが、僕の合い言葉です。それは新たな出会いかもしれないし、自分自身の意識の変化かもしれません。今回の気付きが皆さんの今後にも活きることを願ってやみません。