私とオリ・パラ ー 副理事長 東海幸雄
2021年08月22日 コラム昭和30年代、私が小学生の時、1956メルボルンオリンピック、そして1960ローマオリンピックで、当時はラジオで競技を聞いたのを覚えております。
そして1964年東京オリンピック、高校1年の時、課外授業で聖火ランナー見学。青梅街道で待っていると白い煙が見えたと思ったら、あっという間に過ぎ去って行きました。参加者は皆、足の速い人たちで同校の陸上部も参加、今回の聖火ランナーのようなゆっくりした感じではなくスピード感がありました。
青山に親戚が住んでいたので開会式の10月10日家族と遊びに行き、近くにある国立競技場でブルーインパレスが五輪を作るのを見学。青い空の五輪を鮮明に覚えております。57年後の今年、同じブルーインパレスを観られたことは感慨深いものがあり、私のオリンピックグッズマーケテイングの仕事と観戦の、オリ・パラ人生は現在に至ります。
さて、これから始まるパラリンピック、楽しみですね。私は暫くパラリンピックをオリンピックに対しての障がい者スポーツ版と思っていましたが、実際に観ていると、とんでもない。そんな概念を超越する新しい未来に向けたスポーツだと思います。
例えば車いすラグビー。通常のラグビーと別な意味の激しさ、そして格闘技のような要素が加わり、古代の戦車のような車椅子、近未来スポーツのような気がします。
他のパラリンピックスポーツも、パラだけの競技もあり、競技ごとに特殊な面白さもあり、競技器具の向上も重要です。
新聞で見た本当の話。ある老人ホームで二人の爺さんが一人の婆さんを取り合い車いすで決闘。スポーツは喧嘩、戦争ではありませんが、ルールを決めた昔のジェントルマン同志の決闘のような気がします。そんな爺さんになってみたいです。
最後に私の仕事のPR。2020組織委員会は9月末までビッグカメラ各店、ソラマチ3階、丸の内丸善でオリ・パラグッズを販売していますが、当社はJOCのオフィシャルショップで『アスリート・スクウェア・ジャパン』といいます。国立競技場前のオリンピックミュージアム隣のJOC・日本スポーツ協会のビルJAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE(ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア)の1階にあります。12月末までオリ・パラ商品を販売、その後はがんばれニッポン商品中心、2024パリ五輪商品販売となります。お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
東海幸雄