「私とマッサージ」 ー ユニバーサルイベント協会 会員 笛木翔太
2022年10月20日 コラム10月15日は「白杖の日」だって、皆さんご存じですか?
白杖が体の一部になっているような私のここ数年の思いを綴ってみました。
私は今ヘルスキーパーとして会社のマッサージルームで働いている。働き出してから約1年、マッサージの仕事も楽しいと思えるようになってきた。しかし、昔の私はマッサージの仕事は嫌いだった。そんな私が今なぜマッサージの仕事をしているのか、今回は書いていきたい。
私がマッサージの仕事が嫌いだったのは、盲学校出身の人が多くマッサージの仕事に就いているからである。そんな私は、盲学校卒業後、大学に進学し、大学卒業後は一般企業で研修や会議資料の文字起こしをする仕事を始めた。文字起こしの仕事は、会社が人材教育の会社だったためか、人生においての目標設定の重要さなど、多くのことを学ぶことができ、勤め始めた当初は楽しく仕事ができた。しかし、2~3年経つと、文字起こしの仕事だけでこれから何十年も食べてはいけないだろうという不安を感じるようになった。そんなとき、マッサージの仕事は一生食べていける仕事だし、何よりマッサージをすることによってお客さんに喜んでもらえるということは本当に素晴らしいことなのではないかと考え、マッサージの資格を取ることにした。
働き出してからまだ間もなく、まだまだマッサージの腕も未熟なので、これからいろいろなことを学び、マッサージ師として成長していきたいと考えている